「ブラックかつシュールなとんでもない娯楽作」キングスマン ゴールデン・サークル akkie246さんの映画レビュー(感想・評価)
ブラックかつシュールなとんでもない娯楽作
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「英国王のスピーチ」のコリン・ファースと、「ハンニバル」のジュリアン・ムーアが闘う話。麻薬組織を仕切るおばさんと、イギリスの私設諜報部員がのっけから本気でぶつかり合う。出だしの展開はかなり早い。片腕が機械の男、サイボーグ犬、巨大な挽肉マシン、死に至りやすい麻薬の製造と解毒剤の発明、敵の女性メンバーを色仕掛けで誘うシーンのやりとりなど、ブラックでお下品な要素が散りばめられている。アメリカの大統領が麻薬組織と麻薬中毒者の撲滅を本気で狙っていて、おばさんのいうなりになりそうな展開などかなりシュールなストーリーだ。
ラスト近くのマーク・ストロング扮するマーリンが自爆するエピソードはほろりと泣ける。
頭を撃たれて即死する筈が、特殊な器具を使っての救急救命方法などドラえもんを超えたようなネタもある。面白さは随一である。前作にひけをとらない面白さだ。第三作ができたら、必ず観ます。
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