「タンパク質摂らないのにバッキバキ」キングスマン ゴールデン・サークル いぱねまさんの映画レビュー(感想・評価)
タンパク質摂らないのにバッキバキ
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前作が好評につき、慌てて次作を作ったという感じの内容。勿論ビッグバジェットだから色々なものが贅沢になってはいるが、肝心のストーリーが余りにも大仰な薄焼き煎餅。ギャグの部分は前作よりも分かり易く素直に笑えたが、グロな部分も又パワーアップされていて、こちらは頂けない。特にミンチのシーンを二回も必要なのか、理解が無理である。まぁ、それも含めてとにかく必然性が乏しく、関係性も浅い。アクションは凄いのだが、話の理由付けが薄いので、共感できないところ多数。
こういう作品の楽しみ方が最後迄分からなかった。テーマである、『原理主義』へのアンチテーゼは、広汎に今後の社会情勢の一つの課題なだけに、ここをもう少し掘り下げる必然があったのではないのだろうか。つまり、ステイトマンのニューヨーク支部のウィスキーの過去話なのだが。。。
あぁ、追記だが、いくらサーの称号を獲ったとはいえ、エルトン・ジョンは出演する必然はあるのか? ま、悪ふざけ作品というバラエティショーなんだろうね。
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