劇場公開日 2017年3月25日

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「鑑賞記録」仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦 ハッピー・ホーガンさんの映画レビュー(感想・評価)

1.0鑑賞記録

2017年4月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

3月30日鑑賞。

上映前、ゲーマドライバーを腰に巻き、ガシャットを手に持ちうきうきしていた男の子がいました。上映後、男の子は客席で爆睡してました。これが何を意味しているかわかるよな、東映さんよ。

東映の春映画、特に「スーパーヒーロー大戦」と名のつくものにロクな作品はないのですが、御多分に洩れず、本作もそうでした。仮面ライダーレーザーこと九条きりや、ビートバスターこと陣マサト、仮面ライダーゾルダこと北岡秀一のご尊顔を拝するだけでもと思っていきましたが、同じキャストが同じ名前のキャラクターをやっているというだけで、それぞれのシリーズ本編で応援していたキャラクターではありませんでした。

大体、キュウレンジャーもエグゼイドも他と交わらない世界観なんだからクロスオーバー企画は無理がある!去年の『仮面ライダー1号』みたいに、ライダーか戦隊かどちらかに絞った方が良かったんじゃないかな。ただキュウレンジャーで推しメンのナーガがキーマンだったのは評価に値する。

同じ時間尺であろう劇場版ウルトラマンオーブに比べ、ダラダラとした話運びで間延びし、退屈なシーンの体感時間が本当に長い。オーブはその辺のタイミングもしっかり計算されていたなぁとつくづく思い知らされたのでした。
去年の冬映画みたいな傑作も作れるんだから、春映画も本気出してよ。キャストはいつだって本気だよ!

ヤッター