「自分の道を進む」ドリーム 由良さんの映画レビュー(感想・評価)
自分の道を進む
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この映画を語る上で、黒人や女性に対しての強いたげられてきた差別の部分に目がいってしまうだろうが、この映画はそれだけでなく、いかにして自分の探求心を仕事で発揮して能力を開花していくのかが描かれていた。
主人公のキャサリンは計算能力が高く、気になり出したら計算せずにはいられない気質で、それを上司のハリソンにみいられ、重要な会議にも出席を許可される。
その会議の場でパイロットにも実力を認められ、ロケットの打ち上げの前の計算の確認にもキャサリンが指名される。
ウキペディア情報では彼女たちが働いていた時期には、トイレを差別するような極端な差別は無かったようだが、最後のロケットの打ち上げ直前の計算の確認にパイロット自ら、キャサリンを指名したのか、実際のところがすごく気になった。
集団の中で自分の力を出すのは難しいものだけど、でも自分を圧し殺すのではなく自分の進みたい道を進む姿勢はなくしたくないと感じさせる映画だった。
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