「NASAの影の立役者」ドリーム どんすけさんの映画レビュー(感想・評価)
NASAの影の立役者
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60年前のNASA創生期の実話らしい。結論、良作で感動した。
何故今、映画化されたのか?は、言わずもながだが、現大統領と無縁では無いだろう。
公民権運動で揺れていた時代の人種差別が、今とは次元が違う凄まじさだったことを改めて知ったが、中でも計算係の白人の冷淡な目線は、今のトランプ政権誕生の背景とダブってしまった。故にケビン・コスナー演ずる本部長が白人専用のプレートを叩き割るシーンには、監督の差別に対する反目の意思表示を感じた。多くの観客も心地良さを感じたシーンだった筈で、NASAが立直る重要な転換点だったと思う。
本作の特筆すべき魅力は、主人公3人の凛とした美しさ、卓越した知性と行動力だと思う。
何かに行き詰まっているビジネスマン(特に女性)の方は、是非ご覧あれ。きっと、背中を押して貰える筈です。
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