「是枝裕和:原案・脚本・編集・監督。オリジナル作品」三度目の殺人 eさんの映画レビュー(感想・評価)
是枝裕和:原案・脚本・編集・監督。オリジナル作品
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話は最高、テーマは複雑ながら多様な見方も出来る。
ミステリーとしてみてもいい(犯人は明示されないが)。
弁護士の仕事とは。司法とは。人が人を裁くということ。
信じるとは?真実は本人にしか分からない。
そもそも真実とは?
撮影もいい感じ。殺人シーンを明確に見せてしまうのは映画のルール的にどうかと思うけど。
主演2人が同じ北海道出身、立場は違えど主義思想は似通っていて、始めは向かい合わせに対峙していたのが最後鏡の反射で同じサイドに重なって見える演出がよかった。
ただ役所さんと広瀬すず以外のキャストに個人的には彼らじゃない感がしてイラっと。
それでも小説や漫画の映画化ばっかりみせられるより、オリジナル作品がヒットして欲しいと思うしこれはその資格がある出来だと思う。
法廷でよく見る検察と弁護人の立ち位置がいつもと逆だったのは土っりが正しいのか?
公判前整理手続きの時点で結果は決まっている。
有罪率99%の理由はここにあるのか。
30数年前の強盗殺人
今回の強盗?殺人
司法が下す死刑
冤罪による死刑は司法の殺人だという意味か。そもそも人が人を裁くことは出来ないという意味の殺人(死刑廃止論)か。
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