「群盲象を評してたわー」三度目の殺人 おつぽよさんの映画レビュー(感想・評価)
群盲象を評してたわー
個人的にこういう曖昧模糊とした映画は好き。
ただやはりどうしても好みは分かれると思うし、是枝作品に求めるテイストとは幾分違っているとも思う。
「ゆれる」や「藪の中」を連想した。
主観と客観
自分の眼に映るものと映すもの
みたいなの好きだからこれも良かった。
その曖昧さ、余白こそがこの作品の醍醐味だというのに、そこを以って説明不足とか伏線が回収されてないとか批判するのはお門違いだとは思う。
娘役の子の涙からの、広瀬すずの涙
の流れとか一歩間違えたらあざとくなるところの見せ方は、流石是枝クオリティだと思った。
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