「なるほど三度目の意味」三度目の殺人 ke_yoさんの映画レビュー(感想・評価)
なるほど三度目の意味
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この作品に関しては、そこそこ映画を観慣れているか、たまたま感性が合うか、頭の回転が早かったり理解力のある人…でなければ、淡々としている点と解釈や意味が二通り以上あるシーンが多いので、モヤモヤしたまま終わってしまうのでは?と思う。
評価は二分するだろうなぁ、と。
私は楽しめましたが、同行者はまるで面白くなかったようです。
三度目の殺人、というタイトルの意味、私は広瀬すずの最後のセリフに集約されていると思ったけれど、そこを読み取れていないと結局はどうだったのか、何を言わんとしてるのかを明白にしてくれなかった気がすると思う。
その同行者はピースの揃わないパズルみたいな感じを受けていたよう…
実父からの性的虐待があったと勇気を出して告白したのに実父は死んだことにより社会的に裁かれることもなく済み、助け出し庇ってくれた大人が裁かれることに対しての「誰を裁くのか誰が決めるの」
そして法により、死刑という形でその人は殺される。
私はそう解釈しましたが、全く異なる見方をした人もいるでしょう。
映画はそういう話をし合うのも楽しみの1つだしね。
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