「「安心して見れる映画」だと思って見たら‥」ボストン ストロング ダメな僕だから英雄になれた みっくさんの映画レビュー(感想・評価)
「安心して見れる映画」だと思って見たら‥
ポスターとあらすじを見ると、内容を予想してしまう。
主人公も、それを支える家族、友人、恋人もみんなイイ奴らばかりで、
足を失った主人公を献身的に支え、それに主人公が応えて、回復する‥
みたいな話かと
でも違った。
主人公はダメ人間だし、家族も友人もイイ奴とは言えない。むしろイヤな奴だ。特に母親。
(唯一、恋人だけがイイ奴かな)
主人公の逆境に負けない強い心、みたいなモノより、
たまたま現場にいて、運悪く事件に巻き込まれただけで「英雄扱い」されることの違和感がメインになっている。
その違和感が強すぎて、他のテーマ(主人公の強さ)がボヤけちゃった印象。
でもそういう意味では、最初に書いたみたいな「ありがちなストーリー」にしなかった製作者側の強い意思を感じられる。
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