スイス・アーミー・マンのレビュー・感想・評価
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この映画を企画した人、承認した人、具現化した人、、、あんたらはすごい!
バカバカしいアイデアを大真面目に映像にしている。
・この映画の企画を熱意をもって提案した人
・常識に囚われずこれを承認した人
・大真面目に作ったスタッフと演じ切ったキャスト
彼らに拍手!👏
こういう映画が世に出てくる時点で、世の中捨てたもんじゃないと嬉しくなる。
くだらないのに大まじめ。狂っているのに普遍的
突出した独創性。異能の超大型新人監督の出現に遭遇した気分だ。
浜に打ち上げられた溺死体から出る屁(より正確には腐敗ガスだろう)が推進力になって水上バイクみたいになる。何ともくだらないオープニングだが、死体をダニエル・ラドクリフが、遭難した青年をポール・ダノが大まじめに演じていて、妙に感動してしまう。
死体が十徳ナイフのように便利な機能を次々に発現させてサバイバルを助けたり、話し始めて写真の女性に恋心を抱いたりと、いい感じに狂っているストーリーが展開するのに、しっかりと心の琴線に触れてくる。大人のファンタジーでもあり、現実を突きつける厳しさもあり。
ダニエル・クワンとダニエル・シャイナートの監督コンビ「ダニエルズ」、どうかその突拍子もない発想でこれからも珍作を作り続けてほしい。
おならで旅する
おならで海を横断するって…しかも死体ってどういうことやねん!なんとなーく観る気がしなくて観ていなかったが怖いもの見たさで…ああ、またA24か!(好きそう)
海もうわたってしもたしこの後どうするんやろと思いきや、その後は意外と哲学的でメニーとハンクの会話を通じて死とは恋愛とは性欲とはなど結構踏み込んだ話をする。
海外の映画館やときっと笑いが起きるんやろうなあ。メニーとハンクが友情を深めていくのは不気味でもあり微笑ましくもあり形容し難い不思議な感情。ダニエルラドクリフすごいなあ。
変なストーリー。A24、監督らしい作品
CSで録画視聴。
エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのダニエル兄弟が監督。A24の
作品なら変なストーリーを期待したが、やっぱり変なストーリー。これでいい。
ポール・ダノの演技は良かった。
スイスアーミーナイフには見えない
2024年10月19日
映画 #スイス・アーミー・マン (2016年)鑑賞
無人島で遭難した男が自殺しようとしたところ海岸に男の死体が流れ着く
死体と共にサバイバルする男ということで、ほぼ2人劇です
見たことのない設定ですが荒唐無稽すぎて
#ダニエル・ラドクリフ はこういうことがやりたかったのか!
ポールダノ~👏
本日、ワイルドライフを観たので
そのままこちらを鑑賞。
あらすじからどんな感じなのかなぁと思ったら、けっこう直球できた感じ。
表現する方法は笑えるけど
訴えたいことは、案外シリアスで深い。
そのギャップが良かった
頭を空っぽにして、映画館で観たいかな。
今回、吹替版で観たけど、
ラドクリフさん役の声優さんが
凄く良かった
調べてないけど、かなり上手だった
完全にバカ映画のノリでスタートしながらも
スクリーンの中ではいつもひどい目に合っている印象のポール・ダノ。ダニエル・ラドクリフもいくらハリーのイメージを払拭したいからといって、よくこんな役受けたな。
冒頭ジェットスキーで一発かましてからあまりの万能さに拍手喝采である。
途中死体感が薄くなり、ストーリーも転調してアレレ?と思ったが…。序盤からは想像できない終わりにたどり着く。
ダニエルズには、アカデミー賞取ったからといって日和ることなく、今後もバカ路線を進んでいってほしいけど。
面白かった!
無人島に一人でいるような孤独な青年。頭の中には得体の知れない思いがグルグル渦巻いている。
こんな状態じゃ、いざ死のうったって幸せは走馬灯のように見えてこない。
そこへ突如、得体の知れない死体が現れた!そいつのオナラジェットに飛び乗って大冒険のはじまり、はじまり。
そいつは不気味で無表情。ボーッとしているだけのようで(だって死体だもん)、実は最強に頼もしい相棒だった。
死体はとうてい人間社会に馴染まない。人目を気にしなくていい山奥で、二人はサラとのバスでの出会い、デート、パーティを演じ、ハンクは“本当はこうしたかった夢”を追憶した。
二人が一緒に過ごした楽しい記憶がフラッシュバックで蘇ったとき、私は泣きそうになった。かつて見えなかった、誰かと心を通わせる幸せが走馬灯のように見えたのだから。
ジュラシックパークなみの大冒険の末にルークが言う。
「(サラに会うのが)怖かった。(自分が)怯えてて醜い役立たずな男だから。」
するとメニーが答える。
「誰でも少しは醜い。1人が“それでも平気”と言えば、みんな歌って踊りオナラをする。寂しくなくなるさ。」
このセリフ好き。
人は死んだら誰かの排泄物と混じって次の命の糧になるだけ。がんばれ!いつか死ぬ!
ポール・ダノも大好きだし、ダニエル・ラドクリフも凄かった。幽霊でもゾンビでもない、生き生きとしたピュアな死体という世にも難しい役を魅力的なキャラにして見せてくれました。
十徳男の奇跡。
無人島に漂着したハンクが絶望のあまり自殺をしようとしたその時同じく一体の死体が漂着する。
この「しゃべる死体」メニーは不思議なことに様々なサバイバルツールを持っていた、まるで十徳ナイフのように。ハンクはこのメニーの力を借りて故郷を目指すことになる。
ハンクは死の間際でも楽しい人生の思い出が走馬灯のように駆け巡ることはなかった。思いを寄せる女性サラに話しかける勇気もない彼はいままで人並みに人生を謳歌することもできなかった。
そのサラに同じように恋に落ちたメニー。彼はまるでハンクの思いを代弁するかのようにサラへの思い、そしてそれを打ち明けられない自分のふがいなさを口にする。それを励ますかのようにハンクはメニーのためにサラになりきり、森の中で二人はひと時の青春を謳歌する。それはハンクが走馬灯で見ることの出来なかったものだった。
父親に口癖のように能無しとののしられ続けた青年ハンクは自己肯定感が低く、実社会では自分の気持ちを素直に表現することができない。自分の生きたいように人生を生きられないそんな自分に嫌気がさして逃げるように旅に出たのだった。
そんな人間がまたもとの世界に帰ったところでどうなる、また同じようなくすぶった人生を送るだけだ。
故郷が近づくにつれ実社会に戻ることに逡巡するそんなハンクをメニーは強引にサラのもとへ連れていく。
思い続けたサラに初めて対面したことでハンクは夢から覚めたように現実を受け入れたのかもしれない。家庭があるサラは自分が一方的に恋焦がれる対象ではないことをわかっていたにもかかわらずその現実を受け入れようとはしなかった。サラに恋焦がれるメニーと同じく。
ただサラへの思いを抱き続けることで自分の殻に閉じこもり現実から逃げていただけではないのかと。
所かまわず放屁をするメニーの姿はある意味ハンクの願望だったのかもしれない。包み隠さず人前で自分をさらけ出したいという。
自分の分身であるメニーの姿を通して自分を知ったハンクは成長する。現実から逃げず、自分の殻を破るのだと。
勇気をもってありのままの自分をさらけ出そう、まずは人前で放屁をすることから実践するハンク。その成長したハンクの姿をまるで祝福するかのようにメニーはおならジェットでその場を立ち去るのだった。
一見奇抜なファンタジー作品だが、ナイーブな青年の心の葛藤を擬人化された死体を使って見事に描いた青春奮闘記。
自殺しかけていた主人公が漂着した死体をマルチに使ってサバイブし、徐...
自殺しかけていた主人公が漂着した死体をマルチに使ってサバイブし、徐々に生きる感覚取り戻すまでの話。
死体のメニーは主人公ハンクの願望の投影。
徐々に顕になる、欲望の大胆な解放。自分が憧れの女性と繋がりたい気持ちをメニーを使って実現しようとしている。ように見える。
徹頭徹尾、下ネタで始まり下ネタで終わる。品はないかもだけど、、、、ユーモアは、ある。
ジュラシックパークの曲知らないくせにローラダーンは分かるんだ…というニヤリとしてまう自己矛盾。
全く奇想天外な展開
無人島に流れ着いていたポールダノ扮するハンクトンプソンのところにダニエルラドクリフ扮する水死体メニーが上がった。水死体に 乗って無人島を脱出したが、また無人島だった。全て幻想と言う事なのか全く奇想天外な展開で、民放深夜にやりそうな映画だな。ダニエルラドクリフもご苦労さんな役どころだったね。
30分耐えろ。中高生には伝わらない映画
30分してダニエルラドクリフだとわかった。
真面目なのか不真面目なのか掴みどころがなく
モヤモヤしながら見つづけてほしい。
そのあとの伏線回収のような
カルタシスを味わってほしい。
絶望の淵から考える人生訓、
人生の喜びとはをコミカルに描いている。
下ネタで例えてはいるけれど
やはり人間、元はそこなんだなと。
生きる原動力はそこなんだと。
生きる希望は人それぞれだけど
なんだっていい。
思いにより生きる希望にもなり
思いにより信じられなくなり
思いにより死を選択する。
人間の本質を描く。
ラストの終わり方もこの映画だから
許されるエンドで好きです。
変な笑いが出ました。
ラドクリフが絶妙にハマっている。
とんでもない珍作品w
無人島に漂着したハンクは自殺しようか悩んでいる最中、波打ち際で死体を見つける。
腐敗ガスがお尻の穴から漏れに漏れ、あわや海面をすべり出そうとしている?!
慌てて首つり用のロープを死体に括りつけ、そのおならの噴射で海を渡る。
はい。これ意味わかりますかー???↑
どういう設定だよ!
こんなこと考えつくかねww
とんでもない珍作品です。はいw
■序盤からオナラで笑うw
死体からオナラが出続けるという摩訶不思議な現象に
死体という怖さから笑いが生まれるシュールな光景が生まれる。
■とにかく下品
死体の口から水が出る・・・それを飲む主人公wwww
美味しいらしい。でも見てる側は気持ち悪いです(;´・ω・)
他にもウンチ、嘔吐、勃起などなど・・・まぁ下ネタ多いですよ。。
汚いにもほどがある。
■タイトルの意味は万能人間
万能ナイフであるスイス・アーミー・ナイフをもじった造語。
十徳ナイフとも呼ばれるスイス軍御用達の多機能ナイフみたいに、
いろんな用途で役に立ってくれる死体のことを意味している。
■ハリーポッター役のダニエル・ラドクリフさん。
彼はハリーポッターでのイメージが長年払拭出来ずに悩んでいたようで
風変わりな作品や、個性的な役柄を演じることでハリーポッターから抜け出したいと仰っていました。まさしくこの作品も、オナラをする死体という・・かなり変わった役柄で度肝抜かされました。
■死体との友情
これは死体なんだろうか?いやそもそもそんな次元で考えたらダメなんだ。
これはスイス・アーミー・マンという存在なのだからw
彼との友情を深まっていくにつれて、気持ち悪い死体が
だんだん可愛く見えてくるんだから不思議よね。
■オナラで笑い、オナラで泣く
ラストはなんだか音楽に促されてか、謎の感動があり泣けました。
結局メニーは何者だったのか...ガス溜まりすぎやろ。
■メッセージ性は??
ありのままの姿で生きること・・・でしょうかね。
シュールさとちょっとした感動を連れてきてくれる作品。
今までに観たことない映画なので、変わった作品観たい方にお勧めです。
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