「自然と涙する良作」パトリオット・デイ yookieさんの映画レビュー(感想・評価)
自然と涙する良作
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バーニング・オーシャンに続く、ピーター・バーグの実話シリーズ。主演はもちろんマーク・ウォールバーグ。はい、安定のバーグコンビでございます。彼らは観客を絶対に裏切りません。今回も素晴らしい作品をありがとうございます!
日本でも大々的に報道され記憶に新しいボストン・マラソンの爆弾テロ事件。TVの映像だけでも恐ろしかったのに、スクリーンで映像化されると本当に悲惨な事件だな…と改めて実感。そして知られざる事件の裏側と逮捕劇を、時に実際のニュース映像を交えながら、あまり誇張しすぎずに、しっかり映画的に描けるのはピーターバーグ監督の力量だと思います。主役級の人達の演技はもちろんだけど、犠牲になった子供の遺体を見張らなければいけない警察官役の人とか、怪我をして離れ離れになった親子役、夫婦役の人達も、表情のひとつひとつが演技とは思えない、本当に素晴らしい表現力でした。泣かされました。
アメリカ人とはまた違うメッセージをこの映画から受け取れたような気がします。良作です。
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