「実話の迫力。」パトリオット・デイ mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
実話の迫力。
「バーニング・オーシャン」に続くピーター・バーグ監督、マーク・ウォールバーグ主演の実話の映画化。
相当気をつかって映像にしたのが見てとれる。
ボストンマラソンで爆発が起きるまで、その場にいた被害者、足を痛めている刑事、途中で犯人に連れ回されるアジア人の男性。そういったなんの関連もない人たちの日常を丹念に描く。
爆発が起こってから登場するFBI捜査官も含めて、群像劇の様相を呈してくる。
犯人は兄弟で、兄は捜査の途中で射殺されたことも報道されていた。
やや気になったのは、攻撃されたら迎え撃つというのが公然と肯定されているところである。それがアメリカだといえばそれまでだが、少し違う考え方もあっていいと思う。
ピーター・バーグ、次回作が非常に楽しみになってきた。
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