「旬の話だし、大人には観てもらいたいですね。」パトリオット・デイ 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)
旬の話だし、大人には観てもらいたいですね。
登場人物数名の日常がドキュメンタリー風に描かれて淡々と時間が進み、ある意味最初からネタばらし的な所もあります。
題材が実際に起きた2013年ボストンマラソンテロ爆破事件ですが、どういう瞬間に起きたかは知らなかったし、思ったより微妙な時間で爆破した映像は当時映像と重ね合い凄く迫力あるものとなっていました。
惨劇が生々しく、実際最近のロンドンやロシア、ドイツの爆破テロもこの様な惨劇なのだろうと心揺さぶられる物があります。また「目を背けてはいけない」と見る側は真面目に捉え、観ている最中も観た後も考える時間をこの映画は与えてくれました。
映画としてはボストン愛はあっても、この事件解決を美化しておらず、飾る事も無いありのままの惨劇と行動を映し出している事も好感が持てました。
(アホな警官の行動も出てますし)
内容が濃くて良かったです。
犯人達の行動は自分勝手で許されるものではありません。
日本では「テロ等準備罪」が成立しようとしてますので、この映画を観て賛否を考えてみて頂ければ幸いですね。
最後にマークウォールバーグは、ポスター並みにカッコ良くは無いね。(//∇//)
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