「これは最高のゾンビニューシネマ!」ディストピア パンドラの少女 豆腐小僧さんの映画レビュー(感想・評価)
これは最高のゾンビニューシネマ!
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ゾンビ映画に込めたジョージ・A・ロメロの"社会へのテーゼ"の系譜を引き継ぎつつ、これまで見たゾンビ映画の中でも群を抜いたゾンビニューシネマになっている。
パンドラの箱を開けた少女が、新世界における新人類となり、彼女が慕っていた先生が地球最後の旧人類となる終わりは、まさにリチャード・マシスンの名作「地球最後の男」を彷彿とさせる。
単なるゾンビスプラッター映画を観たい方にはお勧めしない。 奥底にあるメッセージ性に感動できる方こそ観るべきゾンビ作品です。
あ、あと邦題の「パンドラの少女(副題)」は秀逸だけど「ディストピア」はあまりに陳腐でダサ過ぎ。きっとそれだけじゃ伝わらないと思ったのだろうけど配給ももっと考えて欲しいな。
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