「パンドラだった」ディストピア パンドラの少女 はるさんの映画レビュー(感想・評価)
パンドラだった
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人類を救う=自分の所属する既存の世界を維持すること。
メラニーは自分が属するのはハングリーズだと理解し、新しいハングリーズの世界を始めたのだ。
人類はパンドラの希望としてメラニーを育てていたが、彼女はハングリーズの新しい世界を作るパンドラだった。
ただ、宿主がいなくなったら(地球上の人全てが感染したら)それ以上広がりようが無いのでは?と思う。
ハングリーズの気味悪さ、施設の不気味さは映像で観ると際立つ。
だけどメラニーが先生を慕う気持ち、先生達とは違うのだという葛藤、危機的な世界背景等はあまり伝わってこない。
小説の補完的な意味で観たほうが良さそう。
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