劇場公開日 2017年6月3日

海辺のリアのレビュー・感想・評価

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2.070代のお年寄りが頑張っているといえば、たしかに。

2017年6月8日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

土曜日、初日舞台挨拶あり。
髪をなびかせ、絹のパジャマに黒コートを羽織った仲代達矢の存在は抜群ではあった。しかし、その分「リア王」らしさが際立ち、痛々しさを感じた。
計算されたカメラ割りなど、まるで舞台の枠を存分に動き回っているよう。
黒木華の演技には惹かれるものはあった。
だけどどうもつまらない。
長ゼリフを披露されても、だからなに?としか思えなかった。

結局、鑑賞後の感情は、凪いでいた。
だから進行役がそれとなくスタンディングオベーションを催促していても、僕は立つことも拍手さえもする気になれなかった。
それがすべて。

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栗太郎

1.0なんだか残念

2017年6月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

つまらない作品でした。
がっかりしました。

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かん

4.0虚実の皮膜を楽しむ

2017年6月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

知的

演技派俳優、仲代達矢84歳の演じる芝居。

登場人物はわずか5人。
舞台は、石川県の千里浜という海辺。

主人公の桑畑兆吉は、元俳優だが老人ホームを抜け出して、、

「用心棒」では、ミフネさんと共演しました、と語る主人公は、84歳の仲代達矢そのもの。

認知症を患い、突然怒りだすわ、呆けるわ、の始末。

しかし、ラスト近く、海辺での「リア王」の一人芝居は、実に堂々たるもの。

仲代達矢も老いに直面しているのだが、それを演じているのが、素なのか、わからないのが魅力でもある。

シェークスピアのリア王が、こういう形で、現代に蘇るとは!

私のような還暦超えには、極めて親近感の湧く作品だが、今時の若い人には理解しがたいかもしれない。

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わんだー3

4.5俳優さんの希望。

2017年6月5日
iPhoneアプリから投稿

気になってた映画だったけど、予想より数字の値が低く、観ようかどうか二の脚踏みました。が、数字に惑わされたら損する、とあらためて思い知らされた作品です。とにかく、仲代達矢さんに魅入りました。大御所の有名な俳優さんとの認識だけだったんだけど、こんなにも魅力的だったとは。これからの作品をもっと観たい! と思わせる映画でした。既に、リピしたい気分。ホントにステキ! 過去の映画より、これからの映画を観たくなる映画でした。そしてそして、宣伝下手すぎる! この映画を埋もれさせないでほしいです。観ることを選んで、ホントによかった。と思えた映画です。もひとつ、映画館で観てよかった、映画館じゃなきゃもったいないとおもえた作品でした。

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まあ

3.0海辺は舞台だ

2017年6月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

シネスコサイズのフレームいっぱいに海辺で演じられる仲代のリア王が圧巻。黒木との砂浜の道行はロードムービー的な雰囲気をかもしだし、噛み合わないやりとりにおかしみもある。阿部の一人芝居、原田の悪女ぶり、小林にいたってはセリフが1つなのに存在感ありまくり。いろいろと意欲的なシーンでそれなりに楽しめるが、しかし一本の映画作品としてどうなんだろう。

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hisashin

3.0俳優の演技力

2017年6月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

老後とか認知症、家族の葛藤を描きたかったというより仲代達矢が撮りたかったんだなと思いました。
84歳であの長セリフ、画面に一人でも見栄えする立ち姿はすごかったです。
登場人物は5人だけど、個人個人の演技力があるから物足りなさはありませんでした。
けどストーリーが薄いというか、家族のやり取りがもう少し見たかったです。

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ネムコ