「悪くはないけど」トゥームレイダー ファースト・ミッション テツさんの映画レビュー(感想・評価)
悪くはないけど
そこそこ面白かったかな
初っ端にまさかの日本、しかも卑弥呼にビックリ!
まさか卑弥呼とは…(にしても仕掛けとかは、文字とかは中国感?笑)
そこからララについて、描かれるのだが父親が死んだことを認めたくなくて、相続してない点はまあ分かる。
だが、父親の隠し財産?みたいなのを見つけてから行動起こすまでがあまりにも短絡的というか早過ぎる!
父親の指示にも従わず、船のメールだけ見て、他の資料持って行ってから読むとか愚の骨頂!形見のお守り質に入れちゃうし!
この辺はララの無鉄砲というか猪突猛進というか直情型なとこを描きたいのかもしれないが、それを通り越して若干アホの子に見えてしまう(後々頑張るから良いけどさ)
確かに半人前かつ知識不足な面はあるかもしれないが、にしても準備も何もなく出ます?頭いい子の設定でしたよね?
あとひったくりの件、いる?
彼女のアクション見せたかったのかもしれんが、別に要らないかな
そこから船長と島に向かうわけだが、魔の海?だっけそこに向かうのにあんなんで大丈夫か?という感想。
まあ、案の定転覆して捕まるわけですよ
そこから脱出するのは良いとしよう。
アッサリ殺してたのに、船長はなぜ生かした?ララおびき寄せるためか?
そして父親!生きてたよ!どうやって7年生きてたのよ!
などもツッコミ処は満載だが、まあアクションアドベンチャーとしてそれなりには楽しめた。
弓矢で敵を倒していくシークエンスはなかなか良かったし、トラップに対して彼女のポテンシャルが発揮されるのも良いと思った。
墓の中身についても、SFと現実の中間点といったところか
トリニティの目的、世界征服って笑
とは若干思ったけど
ラスト、身近な敵の存在を意識してどうするのかみたいな続編を予感させるような描写もあったがどうだろ?
アリシア・ヴィキャンデルのアクションはなかなかに良かったと思うし、彼女の可愛らしさや美しさは画面に映えるので次回があれば今回とは違うアプローチのアクションが観られたら良いかも
とりあえず、アクションアドベンチャー作品としてそこそこに楽しめる映画でした。