IT イット “それ”が見えたら、終わり。のレビュー・感想・評価
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これはジュブナイル要素を含んだれっきとしたホラー映画
遅蒔きながら鑑賞しました。
いやーホラー映画じゃないとか全然怖くないとかレビューあったので気楽に観ていたら、、、ふつーに怖かった(笑)
ホラー映画はけっこー観てて呪怨とか貞子とかは怖くな過ぎて途中で寝ちゃうくらいでしたが、
本作品は(人形やピエロ嫌いっていう個人的な視点を抜いても) ホラー映画として楽しめました。
ストーリーは至ってシンプルなもの。見る人によってその姿を変える「それ」は、ハリーポッターで出てきた「ボガート」に似てる能力を持っていて、加えてけっこー能力高くて、実際対峙したら泣いちゃいますよねあれ。
子供たちのブレイブハートっぷりが素晴らしすぎて感銘受けました。
自分は本作はれっきとしたホラー映画で、ジュブナイル要素はあくまでサブテイストとして盛り込まれているだけだと解釈します。
アメリカ本国でヒットしてるのめっちゃわかるわー、というか日本でもっと評価されてもいいのでは?
映画の演出も全体的に好きな感じではありましたが、確かにびっくりさせる系が多すぎたのでこちらは次作に工夫と進歩を期待
忠実何だと思う
昭和的。
ドッキリ映像
ちょうどいい
恐怖の根源
「それ」は、ひとりひとりが抱えるトラウマの姿を帯にびて現れる。
「それ」は、相手がひとりのときに現れる。
恐怖の根源は常に自己の内部にあり、きっとそれは限りなく孤独に近い。
全体的な恐怖のシンボルは、おどけた踊るピエロと子供たちの歌声や笑い声。楽しいはずのものがぐるりと反転して恐怖に変わるところに、人はより一層の恐怖を見出すのかもしれません。
作中では、イジメや差別、虐待などの痛々しいリアルが描写されます。現実の恐怖と幻想の恐怖とが交錯し、人間の残酷さを印象づけようとしているようにも感じました。
そしてホラー以外の大きな要素である、「負け犬」仲間に芽生える爽やかで甘酸っぱい友情。最高に青春でした。登場人物は多かったものの、各々のキャラクターの個性がハッキリと描かれていたため、混乱せずに見ることができました。
ビルとジョージーの兄弟愛には、思わず涙します。
細かな伏線回収も全体に施されていて、目が離せません!
出会いと別れの季節、9月。河原でのエンド。ホラー映画らしからぬ後味の良い終わり方で、素敵でした。
デリーの他の事件との関連など、まだまだ解明されていない謎が多くあるため、第2章に期待します。
最後に、ホラー映画における音響の効果の大きさを思い知らされました。音に感情を誘導されているといっても過言ではないくらい!
USJのホラーナイト
オリジナルとは違うピエロ
おばけ屋敷のような感じ
IT
大した世の中ではないが…
なに食ってるんだろう?
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