「殺人ピエロのペニーワイズがとても怖く、それに立ち向かう子供たちが凛々しい」IT イット “それ”が見えたら、終わり。 Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
殺人ピエロのペニーワイズがとても怖く、それに立ち向かう子供たちが凛々しい
アンディ・ムスキエティ 監督による2017年製作(135分/R15+)アメリカ映画。
原題または英題:It、配給:ワーナー・ブラザース映画、劇場公開日:2017年11月3日。
かなり昔だが原作を読んでいる。ショッキングなところもあった訳だが、子供たちの関係性はまあ健全化されていて、映画にするなら必然的な修正とは思わされた。
何と言っても、殺人ピエロ・ペニーワイズを演じたビル・スカルスガルドに拍手。この映画の怖さも面白さも、彼の大熱演による部分が大と思われた。数年周期的に現れて、子供を襲うという設定もなかなかで、図書室オタクが見事に生かされていた。
子供たちが怖いながらも、何とかITに立ち向かっていくあり様が、とてもGood。子供グループで紅一点のベバリー・マーシュ役ソフィア・リリスが、色気と逞しさを兼ね備えていてとても魅力的だった。次回作も是非見たいと思えた。
監督アンディ・ムスキエティ、製作ロイ・リー ダン・リン セス・グラハム=スミス デビッド・カッツェンバーグ バルバラ・ムスキエティ、製作総指揮デイブ・ノイスタッター ウォルター・ハマダ リチャード・ブレナー トビー・エメリッヒ マーティ・P・ユーイング ダグ・デイビソン ジョン・シルク ニーハ・カイケンダール、原作スティーブン・キング、脚本チェイス・パーマー キャリー・フクナガ ゲイリー・ドーベルマン、撮影チョン・ジョンフン、美術クロード・パレ、編集ジェイソン・バランタイン、音楽ベンジャミン・ウォルフィッシュ、音楽監修デイナ・サノ。
出演
ビル・デンブロウジェイデン・リーベラー、ペニーワイズビル・スカルスガルド、リッチー・トージアフィン・ウルフハード、エディ・カスブラークジャック・ディラン・グレイザー、ベバリー・マーシュソフィア・リリス、ベン・ハンスコムジェレミー・レイ・テイラー、スタンリー・ユーリスワイアット・オレフ、マイク・ハンロンチョーズン・ジェイコブズ、ヘンリー・バワーズニコラス・ハミルトン、ジョージー・デンブロウジャクソン・ロバート・スコット。
