「クラウン(ピエロ)こえーよ。」IT イット “それ”が見えたら、終わり。 としぱぱさんの映画レビュー(感想・評価)
クラウン(ピエロ)こえーよ。
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道化で滑稽なピエロを一躍世界ヴィランへと押し上げた、ご存じキング御大原作作品。実はリブートだがCGの発達もありキング御大の世界を視覚的に上手く再現できたと言えよう。世界的大ヒットを記録して観た子供達にトラウマを刻み込む恐怖の殺人ピエロ。根底にはホラー版スタンド・バイ・ミーの風格が漂い、実に正統派キングっぽいと言うよりキングそのもの世界が展開される。成長期の子供達にしか見えない恐怖の対象、呪われた町の歴史、多発する行方不明の子供達。すべてのファクターが合い混じり、じわじわと恐怖感がまして行く。話は変わりますが私はキング御大の作品はまずは原作小説から入ってます。30年前から大ファンだった私は貪る様に小説を買い求めその魅力に取り憑かれはまりました。ですがいつしかキング御大がホラー小説界の大御所と呼ばれだし、それに伴い、いくつもの実写化が実現しました。ところがまあ作れば作る程、酷い出来でついにはキング御大はもう映画化は懲り懲りとコメントした時期もありました。興行的なヒットは有りますがシャイニングはストーリー変えられて怒り心頭だったし(ドクタースリープはお気に入りらしいが)、トータリリコール?SFだし、ペットセメタリー?ショボい、ミスト、これは好きな作品。てな風にキングファンをガッカリさせてきた中、ITこれは外れ無しの大ヒット作品です。原作ファンも納得。さて、続編も期待したいですがどうなることやら。
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