「もう一つの「スタンド・バイ・ミー」」IT イット “それ”が見えたら、終わり。 青空ぷらすさんの映画レビュー(感想・評価)
もう一つの「スタンド・バイ・ミー」
ホラー映画としての「怖さ」はそれほどではないけど、家や人間関係に問題を抱えるルーザーズの通過儀礼を描いたジュブナイルものとして素晴らしい。
同じキング原作の「スタンド・バイ・ミー」は男の子だけの、少年期の終わりを描いていたけど、本作ではヒロインと少年たちの淡い恋心も描いていて、少年期の終わりと思春期の始まりまでを描いている。
ペニーワイズは怖さと同時に、どこか憎めないユーモラスさや可愛げもあって、ホラー映画界のニュースター登場って感じだった。
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