劇場公開日 2017年11月3日

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「通過儀礼としての一夏の思い出」IT イット “それ”が見えたら、終わり。 ヒートこけしさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5通過儀礼としての一夏の思い出

2017年11月17日
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いわば同じくキング原作『スタンド・バイ・ミー』のダークファンタジー版。少年少女がそれぞれの恐怖—を象徴するペニーワイズ—に打ち克つ通過儀礼としての一夏の思い出。飛び降りからの水遊びは『ヤング・ゼネレーション』か。第2章ではヤングではないだろう

時代設定が80年代ということで『ストレンジャー・シングス』と被る(マイク役のフィン・ウルフハードも出演している)。ただそうなると『ストレンジャー・シングス』の方が面白いと言わざるを得ない…やっぱり少年少女の葛藤を描くのに2時間は短いのかも。数人のドラマはやや表面的に思えた

ペニーワイズ関連の描写がVFX満載でかなりファンタジックなのもあまり好みではなかった。「象徴として」みたいなレベルを逸脱してないか?原作未読なんやけど原作もこんな感じなんだろうか?

『ストレンジャー・シングス』は最高だぜ!みんな観ようぜ!

ヒートこけし