劇場公開日 2017年11月3日

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「素晴らしい映画でした」IT イット “それ”が見えたら、終わり。 コンビニさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5素晴らしい映画でした

2017年11月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

そもそもスティーブンキングの小説というのは、お化けや超常現象や怪物それ自体の恐怖ではなく、そういったものに対し立ち向かい対峙して恐怖を乗り越えなければならない人間の苦悩や人間ドラマであったり恐怖によって狂気に取り込まれてしまう人間の恐ろしさなどを見せるのがキングの小説のすごさなのであります。
その点を踏まえると、今回のリメイク版itは非常によくできたものだったと思います。子供たちの家庭では皆それぞれの苦悩があり、ペニーワイズというのはそれを具現化した姿なのです。それはただ単に自分の怖いものであったり、自分の親であったり、死んでしまった自分の弟の存在でもあるのです。そしてそれを乗り越えたとき、子供たちは本当の意味で成長していくのではないのでしょうか。

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コンビニ