新感染 ファイナル・エクスプレスのレビュー・感想・評価
全328件中、61~80件目を表示
ストーリーに目新しさはないが
シリーズの新作が公開中のため、DVDを借りてみた。
ストーリーに目新しさはないが、列車という閉鎖された空間と、感染者(ゾンビ)の隙をつく逃走劇には最後までハラハラさせられる。
気にいったのは、地図アプリからトンネルの通過時間(ゾンビは暗闇では襲ってこないのである)を割り出すシーン。
とても現代的だし、タイムリミットが提示されることで緊張感がかなり増す。
主人公ではないものの、マ・ドンソクの存在感は抜群。
ホラーやスプラッター映画は苦手な人でも、それらは控えめ(個人の主観です)なため、ゾンビ映画の入口としてオススメしたい。
ゾンビパニックサバイバルムービー
韓国ならではのドラマパート
この手のパニックものは概ねストーリーはあって無いようなもの。いかに観客を怖がらせ、納得させるかが肝心のため、それが当たり前の様に感じてもいる。韓国のパニック系の映画では、その概念を上手く崩してくれた。
「グエムル 漢江の怪物」「TSUNAMI」など、パニック描写だけに頼らずに、怒涛の人間ドラマで感情移入させられる。実際のところ、そっちの方がメインだったりもするのである。
本作はゾンビという娯楽路線まっしぐらのテーマで、見事なまでにそれぞれの家族にスポットを当てている。さすがにハリウッドのそれと比べると予算の差が見え隠れするが、人物描写においては右に出る者はいないだろう。
思わずホロッとさせられる部分もあり、それでいてしっかり怖いため、一度で二度美味しい。
ありきたりな展開のため、ある程度予想のつく展開ではあるが、絶望の中に垣間見える愛や希望など、観ていて安心できる。
2021年早々に続編が出来るが、どこまで世界観を広げているのか期待と不安が混ざっている。これは下手にシリーズ化して欲しく無い作品だ。
複合エンターテイメント
コン・ユの顔が良い
まさかのゾンビもの最高作!アクションと感動の両立!
マブリーが最高!
また題名で損してるよ
企画会議で誰かがこの題名を思いつき「うまい!それだ!』と皆が快哉を叫んだと思うと若干腹立たしいが、そんなB級感とは裏腹に、少なくとも自分的にはカサンドラクロスを上回るA級の出来。ゾンビ(でいいのか?)の動きがとてつもなく速く、津波のようにうず高くなって襲いかかって来るところが「考える余裕のない恐怖」を体感させる。昔「手つなぎ鬼ごっこ」で、タッチされて数珠繋ぎになった鬼たちが校庭の端まで追いかけて来た時のパニック感を思い出した。大体こういう映画は予兆みたいなシーンが前半かなりの部分を占めるが、「原因はどこも同じようなもんだからもういいでしょ、その辺は」というバッサリ感も潔くて好印象。父との別れで娘が金切り声で泣き叫ぶシーンは、この手の映画で久々に涙してしまった。あの子演技力すげ〜な。
あえての難点を挙げると、ドンソク兄貴が普通の「乱暴だが良い奴」で終わったことと、最初の感染者がシム・ウンギョンと気づいてしまった事かな…。だってあまりの迫真の演技に「サニー」の憑依シーンが甦り、思わずプッとなってしまって恐怖感マイナスからスタートせねばならなかったのだもの……(制作側に何の責任もありません)
コン・ユ
新感覚ゾンビ映画🧟♀️
物語構成も演出も、お見事❗
レンタルで再観賞。
クライマックスに次ぐクライマックス。
冒頭の列車に乗るまでが緩めだが、いざコトが起きると息つく暇もない。
日本にも『アイアムアヒーロー』というゾンビものの傑作があるが、韓国はエンターテイメント映画全般のレベルが極めて高い。
改めてテレビ画面で観てみると、列車のクラッシュシーンはCGがやや粗い。劇場では感じなかったが。
といっても、映画の面白さは毀損されない。
列車内で最初の感染源となる女の子がシム・ウンギョンだと知って観ても、わからなかった。
彼女を含めて、ゾンビたちの動きが凄い。
どこまでが役者の動きなのだろう。
ゾンビは動きが鈍いからなんとか対処できるのであって、動きが速い上に密室の列車というシチュエーションで、一体どうなるのか先が読めない。
そして、あのエンディングなのだから。
ヨン・サンホ監督は、これが実写映画デビューだというのは驚きだ。
全く、してやられた感じだ!
新型コロナウィルス騒ぎの今、自分勝手な人間性を描いていて、予言書的な映画だと思う。
運転士さんの仕事ぶりに◎
大満足。
バイオ系
全328件中、61~80件目を表示