新感染 ファイナル・エクスプレスのレビュー・感想・評価
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君の名は に匹敵?!
「ダメ、ヤバイ」
一緒に行った18の娘が何度もつぶやき、号泣してました。彼女に言わせると大切なことが詰まっていて18年の生涯で観た映画の中で最高傑作で、友達誘ってリピートするそうです。
近年稀に見る人間ドラマの秀作。怒涛のように押し寄せるゾンビは怖かったけど、ホラー嫌いの私が一瞬も目を閉じず、最後まで見入りました。極限の精神状態に追いやられた時、人はどうなるか?私だったら?愛する人を守り抜けるか?観客のメンタルも一緒に追い込まれます。
韓国で人口の20%超の1000万人を動員し、世界156カ国から買い付けオファーが殺到したという評判すらも、日本のメディアでは取り上げられず上映規模が小さい。
もったいなさ過ぎ。口コミとSNSの力で、評判が『パンデミック』となり、上映が延長され、ロングランになることを願うばかりです。
個人的には今年最高です。
話の進行としてはよくあるゾンビもの。
バイオ会社的なところから新型ウイルスが漏れ、街中大パニックに…主人公たちは逃げ切れるのかどうなのか、というのが大筋です。ただ逃げる合間に、登場人物の人間性が露わになっていく様が異様に恐ろしい。それまではごく普通だった善良な人々が、ゾンビという未知の恐怖を前に、他者を攻撃してでも自己を保身する(野生動物のような)状態になってしまいます。しかし自分がこの状況に置かれた時、どの人物のように立ち回れるかと考えると……。
ただのゾンビものと侮るといけません。高速鉄道内というスリル満点の状況、次々と展開するドラマ、車中のアクションシーンもかなりの見応えです。ゾンビや暴力シーンもそんなにエグくは作られていないので(この辺りは予算の都合もあるのかも…)、少し苦手な方でも目を細めて見たら十分楽しめると思います。
釜山行き
泣けるゾンビ映画でした。
グロさがまったくなく、ゾンビ好きには少しその辺りが物足りないかもしれませんが、ストーリーがよくできていて、感動しました。全ての点に?を残すこともなく、ホントよくできてる。またみたい。でも、原題の釜山行き、の方がタイトルよかったんじゃないかな。
ゾンビ映画好きでなくても楽しめる
高速列車を舞台にしたゾンビ映画。
ウィルスの原因や解決策にほとんど触れずに、列車の乗客たちがどう感染し、どう拡散し、どう立ち向かって生き残ろうとするのかを重点的に描いていたのがよかった。
スピーディな展開で飽きることはないし、ワールド・ウォーZから顕著なゾンビのモブシーンも楽しめた。でも見終わって印象に残るのは家族愛。脚本のバランスがいいってことなんだろう。
ゾンビ映画好きでなくても楽しめる映画だと思う。
ゾンビ映画好きは見るべき
今まで数々のゾンビ映画を見てきましたが、こんなにも泣けるゾンビ映画は初めてでした。
疾走感は「28日後」を思わせる。
スピーディな展開で、見る人を飽きさせない。
駅、新幹線と限られた環境の中で、こんなにも面白い映画に作り上げるとは監督、演者に脱帽です。
日本制作のゾンビ映画も見習って欲しいですね。
韓国らしいゾンビ映画
そこそこ恐怖感もあり、家族愛もあり、ゾンビ達の動きもなかなか面白かったです。
ただ、やっぱりワールドウォーZであったような原因の追究とか最終的な解決策とかがあった方がよかったかなぁ。
もっともこちらは閉鎖空間の中での脱出劇ということでひたすらスピーディ さを追求したんでしょうね。
まぁそれはそれで良かったです。
まさかの感動の余韻。極限状態で光る、父の愛。
【賛否両論チェック】
賛:観たことのないスピード感のあるパニック映画。極限状態で他人を犠牲にして助かろうとする人間達の中で、家族を守ろうとする主人公達の姿にも感動。
否:やはりグロシーンは少なからずあるので、本当に苦手な人には向かない。展開もかなりのご都合主義。
我を失った感染者達が、列車内で、駅のホームで、そして線路で、押しくらまんじゅうのように累々と迫ってくる描写は、これまでのパニック映画では観たことのない恐怖の映像です。そんな感染者から1台の列車を舞台に逃げ惑う、スピード感溢れる展開は圧巻です。
しかしそれ以上に驚きなのは、娘を想う父の愛が丁寧に描かれていること。生きるか死ぬかの極限状態に置かれた時、他人を犠牲にしてでも自分だけ生き残ろうとする人間が増えていく中で、あくまでも冷静に大切な人を守ろうと奔走する人々の姿に、不覚にも感動させられます。
急に驚かせるシーンも少なめなので、パニック映画が苦手な方も、是非チェックしてみて下さい。
文句なし
ゾンビ映画なんて今まで全く興味なかったけど…まさかまさかの内容に涙が止まりませんでした。
友達にオススメされて観に行こうかずっと悩んでたけど、行って本当に良かったしもう1度スクリーンで観たい映画です。
登場人物の中に私の大好きな新井浩史さん似の人がいて、3人でゾンビ車両に向かっていくとこがゾクゾクするほど格好良かったです。
今観ようかどうか悩んでる方は絶対観た方がいいですよ。是非スクリーンで。
客層
韓国好きのおばさま方ばかりで満席だった。
最初、ゾンビ大丈夫なのかな?と思ったけど案の定キャッッ!とかビックリした笑笑とか色んなところから声が聞こえました。
これを機におばさま方にもゾンビ映画好きになってもらえたらいいなぁ💕
ラストは予想通りだったけど、韓国産ゾンビは大好きなのでやっぱり最高でした😍
ホラーにアクションに人間ドラマ
全速力で追いかけてくる系のゾンビパニック映画で、最後までテンポ良く飽きさせない展開でした。
ホラーやアクションやスリルに、家族愛の人間ドラマも上手い具合に組み合わせられ、面白かったです。
ゾンビ映画の皮を被った家族もの
韓国初のゾンビ映画ということで、膨大な予算が投じられた本作。世評も良く楽しみにしていましたが、連日満員でようやく鑑賞。
劇場は、主演のコン・ユ目当てと思われる韓流おばさまが多くいた印象でした。
ゾンビ映画としてはもちろん、家族ものとしてもしっかりした作りで、改めて韓国映画の面白さを認識しました。
ゾンビ映画のキモをしっかり押さえつつ、パパであるソグの成長をもしっかり押さえており、ラストは泣かせる展開もありました。
しばしば、勢いのある映画をジェットコースター映画と例えたりしますが、これはまさしく高速鉄道映画です。
一度、高速鉄道が出発すればノンストップで走り続けハイスピードで物語が展開していきます。
人物の描写もメインであるソグはもちろん、この映画きっての俳優マ・ソンドク演じるサンファなど、流れるように説明していきます。最初にサンファが登場した時に、トイレに入りたいスアンに「ここは2人で使ってる」というセリフがサンファの出で立ち的にゲイ描写かと思いきやまさかの妊婦さんという描写に、心を惹かれました。
ゾンビ映画のキモとなる感染の拡大やら大量のゾンビが襲ってくる怖さなども、きっちり描かれており、高速鉄道という舞台を生かして行われるサバイバルサスペンスはとにかくジェットコースター映画のそれでした。
そして、ゾンビ映画としてはもちろん、本作の最大の素晴らしさはコン・ユ演じるソグのパパとしての成長たんにほかならないでしょう。
最初は他者を切り捨ててまで、自分の利益を優先しようとするソグが、このパニックを通して、人の暖かさを知り、パパとしてどうあるべきかを学んで行く手際いいシーンの連なりは家族愛を描いた一作としても秀逸でした。
そして、個人的には他者を切り捨ててまで娘を守ろうとするソグも、自分を犠牲にしてまで娘を守ろうとするソグどちらにも共感でき、この話が単なる成長たん以上に含蓄あるものだと感じました。
ゾンビ映画ではお決まりになりつつある、「本当に怖いのは人間だった」というような視点もしっかり盛り込まれていて好感が持てます。
何よりも、この映画はマ・ソンドクのパパ姿に男の理想があったと思います。あんなに真っ直ぐで、ユーモアがある、パパに私もなりたいと思いました。
ほかにも映画好きならついつい深読みしてしまうような、ヒュンダイとアウディの対比や、Wiiの登場、最初の除染シーンそして、北から南へゾンビの拡大が広まる様はさながら朝鮮戦争さえ思い起こさせる。いろいろな視点で楽しめる一作だと感じます。
こんだけ褒めているのに、3.5なのは、とにかくバス運営会社の人に腹が立ちまくり、あいつさえいなければ多くの人が助かったのにと思わずにはいられなかったからです。
ただ、そんなに感情移入できるのも本作が面白かったからにほかならないと思います。
9月の最初からいい映画に出会えたと思います。
既存のゾンビ映画をぶち壊してる
1932年にゾンビ映画ができてから世界中で400本近く作られているから、昨今は既視感のあるものばかり。この作品も大して期待してなかったけど、よくできた良作だったぁ。まず脚本がしっかりしていて、展開に飽きない。スプラッターなのに家族愛や人間の弱さや利己やエゴを描ききってる。役者はみな上手いんだけど、ゾンビの人たちの演技がすごい。ラストもしっかり伏線回収。丁寧に計算して、所々で既存のゾンビ映画をぶち壊そうとしてる、パワーがすごかった。
新感染 ファイナル・エクスプレス
2017年85本目の劇場鑑賞。
ソウルからプサンへと向けて走る高速鉄道KTXの車内で繰り広げられる壮絶なゾンビ・パニックを描き、
本国韓国のみならず世界中で大きな話題を集めたノンストップ・サバイバル・アクション。
謎の感染爆発に直面した登場人物たちによる、
愛する者を守るための決死のサバイバルの行方を、
極限状況であぶり出される人間ドラマを織り交ぜつつ、
圧倒的テンションのスリルとともに描き出す。
原題は「釜山行き」ですが、
邦題は新幹線と感染をもじったものでいささかダサく感じます。
ゾンビ映画であればスプラッター的な残虐描写は欠かせませんが、
本作はゾンビ映画でありながら血のりは最小限で、
目を覆いたくなるような残酷シーンはありません。
コン・ユは阪神タイガースの鳥谷敬選手に似てました。
スアンって最初は男の子だと思ってました。
素手でゾンビとやりあうマ・ドンソクがかっこよすぎ。
キム・ウィソンがやることなすこと胸糞悪いクソ野郎を演じていました。
老姉妹や謎の浮浪者も、
涙腺を緩ませるエピソードが描かれていていたのは良かった。
高速でゾンビがドドドと重なりながら迫ってくる描写は「ワールド・ウォーZ」を思い出します。
ゾンビだって団結するっぞって感じの列車に引きずられるシーンは印象的。
韓国最高のVFX制作スタッフが作り出した映像は日本より凄い。
トンネルのオチが最高すぎました。
まさか泣けるゾンビ映画だとは思ってもみなかった。
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