「走れ、考えろ。守り抜け。」新感染 ファイナル・エクスプレス ゆきさんの映画レビュー(感想・評価)
走れ、考えろ。守り抜け。
仕事優先の父親。誕生日に母に釜山へ向かいたがる一人娘。
その頃ソウルでは謎のウィルスに感染した人間たちが暴徒化する恐怖の現象が起こっていた。
とにかくわかりやすい。
何か起こる予兆も、絶対に起こってほしくない事態も。
主人公親子に、妊婦と旦那、高校生、中年社長に老人姉妹。いろんなストーリーが混在しているのにごちゃついていない。
それゆえに誰かが助かっては泣き、誰かが犠牲になっては泣き。アクシデントには素直にパニックになれる。感情が慌ただしく揺れ回りました。
家で観てたらきっと転げまわっていたかも。笑
見えない対象は襲わないという鳥目の設定に少し優しさを感じたり、北(ソウル)から南(釜山)へという視点に何か意味を含まれているのかなと考えるところも多々。
コン・ユはもちろんだけどマ・ドンソクの魅力がとめどないあっという間の2時間でした。
「新感染」付けた人は決まったな~~~~となっただろうなあ。笑
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