「アジアで最高のゾンビパニック映画爆誕!」新感染 ファイナル・エクスプレス 豆腐小僧さんの映画レビュー(感想・評価)
アジアで最高のゾンビパニック映画爆誕!
クリックして本文を読む
まず、列車という閉鎖空間でのシチュエーションながら、パニック映画としてここまでドラスティックでダイナミックに描ききったのはすごい。そういう意味で肩を並べるのは「新幹線大爆発」くらいかw
初め「愛嬌はあるかもだけど、ししっ鼻の可愛くない子」だなぁ…と思ってた子役だがwラスト終盤この子の起用の意味がわかる。父との別れの泣きの演技でもう涙腺崩壊…いや、そこで耐えても最後の最後、トンネルでの演出はもうずるいの一言につきるのだ。冒頭の音痴なアロハ・オエがここでひとつの結実を見せる。がまんしてもここで泣く。
ゾンビパニック映画ではあるが、あらゆる要素をこれでもかとぶち込み、プデチゲ鍋のような味わいの深い映画にしてしまう。残念ながらいまの日本では真似できない映画である。ここに韓国エンターテイメントの神髄というか底力を見た。
コメントする