「意外と面白い」チェイサー Takashiさんの映画レビュー(感想・評価)
意外と面白い
クリックして本文を読む
赤のミニバンに乗って、6歳になる一人息子のフランキー(セージ・コレア)とともに、公園にやってきた、シングルマザーのカーラ(ハル・ベリー)。ダイナーでウェイトレスとして働く彼女は、携帯で弁護士との会話中に、息子の姿を見失ってしまう。その後、駐車場で見知らぬ長髪の男・テリー(リュー・テンプル)に、乗用車に押し込められるフランキーの姿を発見するも、走り出した車に振り落とされたカーラは、携帯を落としたまま、決死の追跡を開始するのだった…。
最愛の息子が乗った「1980年式の緑色のフォード・マスタングGT」を追ったまま、高速道路に乗ったカーラは、犯人からの攻撃をかわした後、白バイ警官に助けを求めるが、そこにもマスタングが襲撃。だが、その衝撃によって、車は緊急停止し、ついに犯人が現れる。男はカーラの必死な叫びにまったく反応を示さないが、代わって今度は大柄な女マーゴ(クリス・マッギン)が現れる。先の男のことを「息子」と言う女は「1万ドルを渡せば、息子を返す」と、強制的にカーラの車に同乗。新たな恐怖を抱え、ふたたび追走を続けるカーラだったが、トンネルに入るやいなや、後部座席にいた女が突然カーラに襲いかかる。犯人の自宅を突き止めて息子を救出するが、そこには失踪した子供たちが何人もいた。最後に隣人だという男が銃を向けてやってくる。実はこの男も犯人の一味だった。それを見破ったカーラはその男を撃退する。犯人たちは国際的な人身売買の組織の一味だった。テンポが良く作品の上映時間も短いのでストーリーに入り込める。
コメントする