「自分で蒔いた種。」ウィーナー 懲りない男の選挙ウォーズ ハクタカさんの映画レビュー(感想・評価)
自分で蒔いた種。
どうしようもないスキャンダルを起こしてしまった主人公。
ほんと何やってんのと、ほとほと呆れちゃいます。
でも、誰にだってそういう秘密は何かしらあるもの。
同情します。
二度目の際、それを許すかどうか葛藤する奥様の、ドキュメンタリーだからこそビリビリ伝わる苦悶の表情が印象的でした。
主人公のウィーナー氏、一度目はともかく、二度目がバレたら、普通挫けると思います。
なのに、カメラの前に等身大で立ち続ける。
決して称賛はしませんが、潔さを感じました。
そこまでしてでも「世の中を変えたい」というような熱意を感じ取らせる映画にはなっていませんでしたが、彼は終始エネルギッシュでした。
丁度わが国では、タイミングを同じくして、『森●学園に100万円寄付』というような大スクープがすっぱ抜かれたばかり。
どのように立ち振る舞うのか、潜入カメラで追い続けてみたくなりました。
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