「これはもしかして夫が主人公の映画なのでは。」しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス ハクタカさんの映画レビュー(感想・評価)
これはもしかして夫が主人公の映画なのでは。
夫の立場にものすごく共感できる映画でした。
批判的なレビューもありますが、私はむしろ憧れさえ感じたほどです。
彼の変化を気付かせないくらいに、しっとり描いた映画のように思いました。
お葬式には誰も並ばないかもしれないけど、そんなのどうでもいい。
こんな妻がいてくれた。
それはかけがえのない幸福だと思います。
あの家の絵に囲まれて暮らせたら、きっと独りぼっちじゃない。
飲んでいるお茶を、私とあなたで「半分こ」って和訳したこの映画の翻訳家、ものすごく素敵だなって思いました。
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