「あらゆる部分がちぐはぐ」メアリと魔女の花 ryukakさんの映画レビュー(感想・評価)
あらゆる部分がちぐはぐ
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アニメの作り方、話、演出、動きがちぐはぐです。何のためにこの映画が作られたかという焦点がありません。結果、映画のメッセージ性は0です
メアリはこの映画で何をしたかったのでしょうか?家の周りを探検して結果魔法大学にまで行きましたが、何の動機もありません。小さな嘘がメアリを大変な騒動に巻き込みますが、それもメアリのちょっとした見栄が起こした事で、何の背景もありません。物語を進める動機が無いのに大きな話が進んでいきます
日々のちょっとした話をしたいのなら、大きな動機は必要無いし、大きな話をしたいのなら、それなりの動機が必要です。魅力も動機も無いメアリがこの話の核を担うのはちくはぐ過ぎます
いちばんちぐはくに感じたのは、メアリが魔法を拒絶したにも関わらす、最後に魔法のほうきで帰る事です。え?魔法を文明と解釈するであろうテーマの提示で、それを否定した後にその文明の力で帰るって?あまりの作りに唖然としました
視聴者が色々事情を察しなければならない作品って本当どうなのか、と。こういう作品にスポンサードして推した企業さん達、あなた達も加害者ですよ?巻き込まれた被害者ではなく
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