「ドキドキとワクワクに満ちた魔法映画!」メアリと魔女の花 みみさんの映画レビュー(感想・評価)
ドキドキとワクワクに満ちた魔法映画!
監督自身が、「ドキドキとワクワクに満ちたエンターテイメント作品を目指します」と仰っていましたが、その意味では大成功!久々に映画館でドキドキ・ワクワクしました!
ある意味ジブリ以上にジブリらしい、ファンタジー。
魔女ふたたび、と言いつつ、こっちの方が私にとっては王道の魔女映画だよ〜。
魔女宅は、主人公は魔女だったけど、ストーリーは一人の女の子の成長物語で、現実世界でも展開できそうなドラマでしたが、こちらはめくるめく魔法の世界にどっぷり浸かれる、本当に良く出来たファンタジー作品でした。
五歳娘と行きましたが、親子それぞれに楽しめました。
原作未読ですが、読んでみたい!
最近は、ディズニー筆頭に3D CGアニメばかり見ていたので、久々見る美しい手描きの美術にほっこりしました。ターシャテューダーばりのイングリッシュガーデン、魔法世界の雲海の美しさ、魔法に満ちた可愛らしい魔女の家…。
映画館館からの帰り、夕焼けでピンクから紫にグラデーションする雲を見た娘、魔法の世界の虹色の雲みたい!と。
スクリーンで観て良かった!きっとジブリファンの方々は、いろいろ思うところもあるかと思いますが、これはエンターテイメント作品。スタジオポノックは、新しい場所です。監督の「20世紀の魔法がもはや通じない世界で生きる僕達自身の物語」という言葉に、ジブリへの愛と感謝と決別を感じました。
娘達の世代に、新しい魔法の物語を伝えてくれて、ありがとう、監督。
#監督の言葉は、パンフからの引用です。
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