「夜は短し歩けよ乙女」夜は短し歩けよ乙女 ABCDさんの映画レビュー(感想・評価)
夜は短し歩けよ乙女
時間の切れ目がなく、映画のほとんどを1つの夜にまとめる世界観が良い。
主人公だけ時計の進みが遅い演出が良い。
他の人たちと何か違う存在として描かれていたが、先輩との恋を実感した時にはじめてみんなと同じ存在に。その証拠にそこで一夜が終わった。
だからこその『私も風邪を引いたかもしれない』
主人公の変わらない赤の服が印象的。
今はAmazonとかの影響で、本屋をぶらぶら歩いて運命的に本と出会えたり、昔読んだ本に再開するなんてことはほぼ無くなったけど、それこそが本とのあるべき出会い方では。
人と人のご縁の物語。誰かと誰かの出会いによって、それがこれからさらに新しい出会いを生む。
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