劇場公開日 2017年4月7日

「【京都、吉田山麓の学校、四条木屋町のバーに所縁ある者には堪らない。懐かしき”湯浅ワールド”に浸る。】」夜は短し歩けよ乙女 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【京都、吉田山麓の学校、四条木屋町のバーに所縁ある者には堪らない。懐かしき”湯浅ワールド”に浸る。】

2020年6月10日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

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幸せ

 ・「Bar K6」の面影
 ・「水無月」がさり気無く、画に描かれ
 ・「下鴨神社古本市」に現れる、古本市の神
ー本と本との繋がりを語るナレーション。-

 ・「総長カレー」

 といった、懐かしき風景が、湯浅監督独特の”少しやさしく歪んだ”絵で、ファンタジックに描かれる、酒に纏わる一晩の男女の姿。

 ・赤玉ポートワイン
 ・「ラ・タ・タ・タムーちいさな機関車の不思議な物語」

ー黒髪の乙女が実に上手そうに酒を呑む姿。苦しそうに飲む“李白”の姿の対比


<酒は愉しく呑みたいものだ。好きな街で。仲良き友と。くつろげる店で。学生時代の経験、出会いは一生モノ。
 ある街を舞台にした、酒を介した男女の素敵なファンタジー。>

NOBU