「原作派 意見」夜は短し歩けよ乙女 あおいさんの映画レビュー(感想・評価)
原作派 意見
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今回キャストに星野源が起用されたこともあり身の回りで原作読まずに夜は短しを見に行く子達が増えました。
それは良いことだと思います。何故ならいろんな人に森見作品の良さを知っていただけるからです。
私は原作が大好きなので、何度も何度も繰り返し読むくらい好きな視点から感想を書きます。
今回の映画で残念だったこと。好きなくだりの1つゾウのお尻が無くなって軽い展開になった、原作の一年という先輩の外堀を埋めていた長い歳月をたった一晩と纏めてしまったこと、学園祭事務局も実はちゃらんぽらんな性格であることが省かれた、結局鯉が帰ってきた表現がすっ飛ばされた…
あと森見先生の京大と京都の町の好きさをもっと出して欲しかったです。作品同士の繋がりを大事に大事にするところは凄く良いと思いました別の作品の登場人物出したりとか。
結局映画には含まれなかった原作の魅力を知らず、周りは森見作品を嫌煙する人が増えてしまいました。
とても悲しく思います。
原作にも確かに少しはミュージカル表現ありました、しかし今回長々と伸ばされたミュージカル。変わってしまった番長の綿より軽い恋に私は鳥肌が凄い 、お前何のためにパンツ履き替えなかったんだよ。そんなんで良いのかよ本当…
ゾウのお尻のこと話せよ。
以上を踏まえ、私は四畳半と同じでこれはパラレルワールドだ、違う時間軸のものだと思いつつ15日から公開の乙女の手紙付きを見に行こうと思います。
申し訳ないけど、私には一番最初の飲み比べまでしか認められなかったです。
なのでこれはこれで別の作品として見ることにします。
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