「主人公と主人公を取り巻くどこか倫理観の飛んでるような(主人公もだが...」エル ELLE Ilさんの映画レビュー(感想・評価)
主人公と主人公を取り巻くどこか倫理観の飛んでるような(主人公もだが...
主人公と主人公を取り巻くどこか倫理観の飛んでるような(主人公もだが)人々による人間関係を巧妙に描きつつ、最後収束させてそれぞれまた生活を送っていく構成が見事、そしてその可笑しな人間模様を終始演技面でリードし続けたイザベルユベールはホント素晴らしかった
ポールヴァーホーベンによる皮肉めいた笑いも絶妙だった。特にクリスマスパーティーの時々来るギクシャクなる部分を含めたシーンと誰が見ても明らかに他人の子供を主人公ミシェルの息子が我が子のように可愛がるシーンはとてもヴァーホーベンのイジワルな部分が出ていると感じた
にしても思ったより話が上手く収束していくのは良い意味でビックリ
けど散々劇中登場人物に翻弄されても最後はなんとなく後味よく終わるのは流石である
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