「じわーと沁みる 淡々と丁寧に史実を追って 作られると こんな映画に...」ラビング 愛という名前のふたり U-TAさんの映画レビュー(感想・評価)
じわーと沁みる 淡々と丁寧に史実を追って 作られると こんな映画に...
じわーと沁みる
淡々と丁寧に史実を追って 作られると こんな映画になるのかな
抑えた演技 過剰なき演出をする事で細やかな感情を伝える。そういう 意味では日本的に思えた
主人公が北の国からの田中邦衛のようだが この時代を忠実に再現していて 音楽 車 Zippoのライター… それがカッコいい
たぶん この監督はアメリカン ビンテージ大好きだと思う
物語は淡々と進む ひどい暴力や虐め 主人公の勇敢さも特にあるわけでもない
だが、この生活を守りたいという 当たり前な普通な気持ちだ 社会のためにでもなく それは 「基本的人権」という事
それを ラスト 旦那が一言で表す そこでこの淡々のストーリーが一気に集約する
そして、最後 実際の二人のライフ誌の写真が…それがいい また役者がこの二人にそっくり じわじわと染み入るこの映画
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