「米津玄師の無駄遣い」打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? yoogleさんの映画レビュー(感想・評価)
米津玄師の無駄遣い
クリックして本文を読む
エンディング曲の米津玄師作詞作曲の歌が割と好きだったので観たことなかった本編を録りためていた金曜ロードショーで観た。
感想を一言で言えば酷い。
主人公の男が終始ポンコツでイライラしかしない。
気概も根性も優しさも、好きな女を大切にする心も友情も大切に出来ないダメ男が、何度も失敗したのを都合良いアイテムでリセットするだけの話。
そもそも、ヒロインの女のコは親友のユウスケが好きなんじゃないのか?
石を投げる前の描写が現実な訳で、やり直した世界では「花火に行こう」とは言っても主人公に「好きだから」とは言ってない。
あの描写で、実はヒロインはやっぱり主人公が好きだったと描きたいなら脚本家のセンスがないにも程がある。
つまりは何も出来ないダメ男が石によって自分の都合の良い世界を作る話。
某22世紀のネコ型ロボットに出てくる男の子はまだ小学生だから許せるし、の○太は話の中で成長する。
なのでクライマックスでどれだけドンデン返しで感動させてくれるのかと思って惰性で観ていたら何も起きずに終わった。酷い。
今まで米津玄師の曲を聞いていて、「この曲がベストなタイミングで流れたら涙を誘われるな」と思っていたが、映画の最後に流れた時の感想は
「は?」
だった。
この曲、出来れば他の映画で使って欲しかった。
時間を無駄にした。
コメントする