「レビューは酷評価だったがそんなにひどくない」打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? ごんごんさんの映画レビュー(感想・評価)
レビューは酷評価だったがそんなにひどくない
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恋愛映画として見ると、中学生同士恋愛をうまく描いていると思った。好きだけど付き合うということに関して初心な主人公に対し、母親のビッ○の血が流れているといった恋愛に対し気持ちの余裕があるヒロイン。中学生の頃は女の子の方が気が強かったりするよね(笑)好きな女の子に対して好きじゃないフリをするのもまさに中学生の恋愛という感じだった。
だが恋愛をメインとした作品ではないと思うので、もう少しお父さんの過去やあの丸い物体について掘り下げて欲しかった。お父さん(2人目)の手元に同じ丸い物体があったように見受けられたので、そこは掘り下げるべきところだったと思う。最後花火職人が打ち上げるが、あれは投げたひとが「もしも…」と願うことでそのルートの世界へ行けるわけだから、花火職人が打ち上げたところで何も起きるはずなのに時間のカケラが散らばり、タイムリープしたことを主人公しか知らないのに周りの友人やヒロインにも見せてしまったのでそこが若干気になった。
だが、最後主人公が返事を返さなかったことも見る側に考えさせる良い表現だったと思う。
映画館はカップルが多かったが、おそらくカップルで見る映画ではないと思った。キャラが中学生ということもあって甘酸っぱい青春映画ではないため、アニメが好きな人が見る映画だと思った。
絵は綺麗。花火の描写も海の中での描写もすごく綺麗だった。歌もマッチしていてよかった。花火の描写は綺麗で鳥肌がたった(いい意味で)
お話自体はわかりやすいが、考えさせられるところもあり捉える側が楽しい映画だった。
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