「最後まで見られるレベルではある。」打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? 翼さんの映画レビュー(感想・評価)
最後まで見られるレベルではある。
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最初の入り口で入りずらかった印象があります。なんだろう?次に何が起こるんだろう?といった気になる感情が最初の時点で沸きおこらず、ただ傍観しているだけのシーンが多かったように感じます。
物語が大きく動き出すのは主人公の典道くんが過去を変えたいと想い、その想いから思わず持っていた尺玉を投げてしまうところから始まります。
尺玉を投げると、不思議なことに変えたいと思っていた過去の時点に戻ることができ、望む方向へと物語は進んでいきます。過去を変えたいときはその都度尺玉を投げることで変えたい過去の時点に戻ります。
私は尺玉を投げることで物語が動き出していくシーンから、ようやく入り込んでいくことができました。
それまでの間に序盤からもう少し引き込ませる仕掛けなどをしていればより楽しめる映画になっていたのではないかと感じました。
色々都合はあるのかもしれませんが、絵にもっと力を入れていればより良かったとおもいます。
絵に関しては完全に主観の意見になりますので一概に言うことは出来ませんが。
ただ、ラストのシーンはどうなったの?どうしたの?と見てる人に想像させる形として終わっていて、私としては良かったと思いました。
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