劇場公開日 2017年8月18日

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「観る前にこのレビューを読んでもらいたいです。」打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? 6さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0観る前にこのレビューを読んでもらいたいです。

6さん
2017年8月21日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

できればこの作品を観る前に読んでほしい事なので、内容に直接関わるネタバレ的な成分には触れずに書きます。
最初に言っておきます。感動モノとか心動かされるとかそういったものを期待している人はその意識を取り払ってください。
特に昨年の『君の名は。』感覚で観ようとしている人は要注意です。この作品はあくまで、言い方に齟齬はあるかもしれませんが「オタク向け」と思った方が誤解はないと思います。確かにこの点については、一般層を取り入れようとしたキャスティングだったりと、予告などを含めた全体の先入観的な印象が間違った方向に行ってしまう部分は否めないかと思います。
しかし、それはあくまでただ単に「印象」の話です。それは作品の出来に何も関係ないものであるにも関わらず、勝手な先入観をもって親でも殺されたかのように批判している人が多いのが残念です。
レビューは作品の内容を批評するものであって、幼稚な駄々をこねる場ではありません。
どんなに美味しいコーラでも、麦茶と思い込んで飲めば当然不味いです。それに腹を立ててクソまずい飲み物だとか文句を言っているようなものなのではないでしょうか。

話が逸れてしまいましたが、作品について感じたこと。見逃してしまいそうなポイントが多いのですが、いろいろと注意しながら観てみると納得が行き、非常に楽しめます。
また全体を通してとても綺麗で、アニメーションでしか表現できないものを良く描いていて美しかったです。
またキャスティングについて、観る前はこの点がかなり不満というか不安でしたが、ヒロインを演じる広瀬すずはキャラクターの魅力を存分に引き出せていて、よく合っていました。主人公を演じる菅田将暉に関しては別段違和感は感じませんでしたが、可もなく不可もないのでこれなら彼を起用する必要は皆無ではないかなと感じました。
ネタバレなしで言及できるレビューはこれぐらいです。まだ観ていない方は、どうかこのレビューに書かれていることを参考にして観ていただければと思います。

6
のぶさんのコメント
2017年8月21日

「繰り返す夏休みの一日、何度でも君に恋をする」という宣伝文句が悪かったんじゃないかな。酷評している人の多くがタイムリープものと勘違いをしている。「何度も繰り返す幻の世界で、君に恋をする」という宣伝だったら、酷評している人達も楽しめたかもしれないです。

のぶ