「家族連れにはおすすめしない。」打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? みみんさんの映画レビュー(感想・評価)
家族連れにはおすすめしない。
全体的に、言い方はアレですが
原作ファンの制作者たちが自己満足で作った映画かなと感じました。
とはいえ、映像はきれい、キャスト陣の演技もよく、酷評されているほどではないかな~と感じます。
小学生や中学生、お子さま連れの鑑賞が多かったですが、
ヒロインの色っぽいシーンや、先生の胸が異
私がいいと感じたところ
花火や青空の映像はとても美しかったです。
広瀬すずちゃんの歌声もきれいで心に残りました。
ラスト、オチが??でしたが、主題歌が映画と合っていていい曲だったので、主題歌にカバーされた感じ。
前半はわりと原作通りなので、同じアングルも多くて原作と重ねるのが楽しかったです。
広瀬すずちゃん、菅田くんの演技も棒読みと言っている人が多いですが、私はこの作品には合っていてよかったのではないかなと思います。
疑問に思ったところ、ここが残念というところ
主人公たちに比べて、他の声優陣との差が歴然としていて、違う世界にいるように感じました。演技の差というよりは、制作サイドのベクトルが同じところに向かってないから、キャストのなかで差が出てきたのかなと思います。主人公とヒロインは、中学生ぽい、初々しいリアルな感じ。他の声優陣の方たちは、もう見事な演技で聞きやすく、すんなり入ってくる感じ。どちらが良い悪いではなく、監督が演技の方向性をまとめていなかったのかな?と思います。他の映画でも、声優と俳優が共演しているものはたくさんありますが、あまり違和感なく、それは映画を作る上でのベクトルが同じ方を向いているからではないかと。
中学生ぽくとか初々しくとか、どうつくったのかは分からないですが、監督の指示ミス?と感じました。
また、先生の胸が大きく強調するシーンなど、無駄にエロいシーンがあり不快でした。それ必要?と思います。劇場には小学生や中学生連れの方もいて、終わって気まずそうでした。
私は特に原作ファンでもなく、正直原作ドラマを見ても??となっていて、
私には理解できない作品なのだと思います。
ただ、原作では、のりみちも他の少年たちも花火を見ることができなかったが、そのあと学校の先生の知り合いの花火師があげてくれた花火を、のりみちは下から、他の少年たちは横から(灯台から)見たラストがあり、
きれいに終わっていた印象でした。タイトルにも合っていましたし。今回の映画では、もはや後半では花火を下から見る横から見るというより、タイムリープ現象にいってしまって、ここはくずしてほしくなかったなと思います。
原作は普通ですね。
CSで観ましたよ。
アニメはダメですね。
タイムリープネタは使い古されすぎて、「時をかける少女」がアニメ化され、「ひぐらし」「ハルヒ」「君の名は」でやり尽くされてます。
いまさらカビの生えた四半世紀前の話に化石みたいなネタを添付したって、無味乾燥なのり巻きがパサパサのカッパ巻きに変わった程度。
カネと時間と労力の無駄でした。