「普通。原作がこれだったら直しようが無い。」打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? ☆ふれんず☆さんの映画レビュー(感想・評価)
普通。原作がこれだったら直しようが無い。
今日見に行った。
批判するほど悪いものでも無かった。
(大分レベル下げて見た事を前提)
一言で言うと「青春群像SF映画」。
だが、君の名は。みたいに感動は一切無い。
結末がリアル。山場はファンタジー。だからねぇ・・・。
この作品の展開は、
転校を目の前にして心が揺れ動くヒロインが、
自分の運命を好きな主人公に託して、裏目に出る。
その裏目に出た事で起こる事象に葛藤して、
周りに当たったさなかタイムループが起こる。
それを繰り返し自分の願う形に近づくが、そこは幻だった。
どれだけ、繰り返しても幻で足掻いているだけで、
現実にはまったく変わっていない。
だが、足掻いて幻の中だけでもハッピーエンドにもちこんだ。
だが、現実に戻されると離れ離れ。
ただ、幻の中で誓った
「次にいつ会えるかな?」という言葉が
現実になるかどうかはわからないままに・・・
原作アリの作品だから、
原作に難ありといったところかな・・・
君の名は。みたいに、
「ストーリーはリアル、結末はファンタジー」的に
衝撃の展開にハラハラドキドキし、
結末に運命的なハッピーエンドなら、
一般層は満足したんだろうけど、
この作品は結末に現実そのもののバットエンドなもんだから、
「青春って甘酸っぱいもんで、幸せにはならない」
っていう教訓を伝えた事に、
「そんなこと、わかってるわ!」
「だれが、ファンタジーに現実突きつけられなきゃあかんねん!」
「こっちはお涙頂戴をのぞんでるねん!」
「それにこれ「夢オチ」だろ!タブーする?」
という批判を受けたのかもしれない。
あと、菅田さんの声は・・・違和感があった・・・
他が豪華声優陣だけにしかたないかもしれないが・・・
ただ、作品に関しては普通にいい作品ですよ。
すごく良いってほどでは無いだけで。
しかし、ヒロインの親父の死因は水死だが、
どうしてそうなったのか?
キーになるアイテムが父のものだが、
なぜ、そうなったのか?
時間的な理由で削られたんだろうけど、疑問は残ってる・・・
原作買わせるトリックだろうが。
なるほど・・・原作からの改変があったんですね・・・
そうなると、
原作知っている人からは嫌悪されて仕方ないですね・・・
原作を読んだり、ドラマを見た事ないのですが、
映画ならではの時間に収める為に、
強引な改変を余儀なくされた事が考えられますね・・・
ドラマの時間を考えると地上波のTVアニメで制作したほうが、
まだ原作知ってる人からしても、
改変されない内容で納得を得られた可能性があったかもしれない・・・
及川なずなの母(アニメ映画版)
1回目の結婚
不倫→なずなが生まれる→離婚
2回目の結婚(なずなの実父)→離婚
3回目の結婚(アニメ中)
奥菜恵
1回目の結婚→離婚
2回目の結婚→子供が2人出来る→離婚
3回目の結婚(現在)
新房監督はブラックジョークが好き?