セキュリティのレビュー・感想・評価
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弱者の戦いを突き詰めた映画にして欲しかった
深夜のショッピングモールに逃げ込んだ少女を救うべく、警備員達がマフィア傭兵部隊と死闘を繰り広げる物語。
アントニオ・バンデラスが主演するアクション映画。
アントニオ・バンデラスがスーパーマンをする映画・・・かと思いきや、凄腕だけどリアルを感じさせるアクションが良いですね。
そして、警備員の同僚たちも良い味を出しています。怯えながら、不承不承ながらも闘いに挑む警備員達。必死な彼等が物語の緊迫感を高めます。それだけに、一人の警備員がヒーローになりかけたことが残念。
ショッピングモールを知り尽くしている警備員が「地の利を活かす」闘いを織り交ぜられれば、より緊迫感とカタルシスを感じる作品になったように思いますが、その点は力不足に感じました。
私的評価は普通にしました。
なかなかの緊張感で楽しめました
B級ぽかったですが、それがなかなか面白い作品でした
最初から最後まで読める展開なのに、ワルがじわじわ迫ってくる緊張感があって良かったです
何か辛い過去があったのを想像させる孤独な主人公がアントニオ・バンデラスにピッタリ
でもその過去に何があったとか詳しく描かれてないし、味方もそれそれ面白そうなキャラ達なのにその人物像もほったらかし
それと敵のボスがイマイチで、良い意味で嫌なヤツじゃなくて、私にはただの嫌なヤツにしか思えず、それが残念でした
いかにも証人を移送中ですというわかりやすさとか、ただの警備員がプロの傭兵軍団と戦ったりとか、とにかくツッコミどころが満載でしたが、そういう事は気にせず観れば楽しめる作品と思います
渋みを増して強くなった感じ
2023 159本目
テレビ放送で見るにはちょうどいいかな。
「デスペラード」でバンデラスを初めて見たときは衝撃的だった。その彼もいまや御年63歳。アクションだけでなくカンヌで男優賞を取るほどの演技力の持ち主。
ベン・キングスレーもそうだけど、ハリウッド俳優さんは手広く映画に出演されてる。アカデミー賞に輝く作品から本作のようなB級アクションまで。
芸能の世界はシビアだ。たとえ権威ある賞を受賞しても明日はどうなるかわからない。公務員ではないのだから。時には意に反するB級作品も選ばざるを得ないのだろう。ベン・キングスレーなんかガンジーに出たあとスピーシーズなんかにも出ているし。
さて本作、オープニングは恐らく従軍経験によるPTSDを発症しながらもなんとか安定した生活を取り戻そうとする主人公の姿が描かれる。と同時に少女を搬送するFBIの車列が武装集団に襲われる。
出だしは好感触、この後起きるであろう展開が予測される。案の定、主人公が勤めるショッピングモールに助けを求める少女。ここを舞台に戦いが繰り広げられる。
何らひねりがない展開だが、本作は監督の手腕次第ではもっと面白くできたはず。脚本の浅さは仕方ないとしても。
誰もが違和感を覚えたのは、ただの薄給の警備員たちが命をかけて少女を守ろうとする動機づけがまったく描かれないところ。主人公は別にしても他の四人があっさり武装集団と戦うという流れには無理がありすぎた。二日酔い姉ちゃんの唐突さがいい例。
例えばすでに武装集団に包囲され自分たちが生き残るために結束しなければならないという状況を描けばまだ説得力はあった。テレビ放送でその辺りカットされたのかなと思ったがノーカット版だった。
主人公のPTSDもどっかに行ってしまい、あれよあれよと武装集団との攻防が描かれる。アクションはベトナム出身の総合格闘家などを起用していてまあまあ見ごたえがあった。あの韓流アイドルみたいな無駄にイケメンな彼はあっさり退場。
あと、本作で一番致命的なのはあの少女。どう見ても命がけで守りたくなるような存在ではない。もう少しキャスティングも考えてほしい。
お金払っての鑑賞ならかなりの噴飯ものだっただろう。
おばかによるおばかのためのおばか映画
迫り来る恐怖と戦う勇気
とてもシンプルで面白い
証人保護プログラムの少女が、ギャング一味に狙われ、巨大ショッピングセンターに逃げ込んでくる。
警備員初日の元軍人(アントニオ・バンデラス)が他のメンバーをまとめ、戦っていく。
とてもシンプルだけど、キレがあって面白い。
思考不要のアクション。巻き込まれもの。 なんだろう、面白いんだけど...
ショッピングモールには武器に使えるモノが少ない
吹いた
わざと物音を鳴らして敵がそこを撃ちまくる。
その隙に反対側から弓矢で不意打ちする。
その敵は矢を抜いた後、なぜか前を向き直してまた撃ちまくる。
しかも2回同じことをする。
ここで吹き出してしまって見るのをやめた。
登場人物はみんな大真面目なのに何かこう、上手く言葉にできないコメディ要素が紛れ込んでる。
これが絶妙すぎて意図が分からず気持ち悪い。面白いとか面白くないの話ではない。
体裁のまとまった映画に浸りすぎたのだろうか、
最近は起承転結を通して芸術とも言える終わり方(おバカ映画含む)を見る機会が多くなり、それを前提として「面白かった、面白くなかった」の感想を自惚れながら語る。それが何か高尚なことと勘違いしているのかもしれない。
こういう「美しく作られていないもの」を見ることは圧倒的に少なくなったが、
そんな過ごし方が正解なのか、ふと考えさせられた。
最強の警備員
両親の殺害現場に居合わせた少女。
その少女が、裁判の証言台に立つことを阻もうとする犯罪者集団。
少女の移動車を襲撃し 口を封じようとするが、少女は何とか逃げ切り 辿り着いたモールに助けを求める。
そこには、夜警の初日を迎えた 退役軍人のエディが居た。
警備員は武器が携帯出来ないので、あの手この手でトラップを仕掛け 反撃をするけど、このトラップを仕掛ける所が「ホーム・アローン」みたいにコミカルに見えた(笑)
バンデラスは、流石 元軍人という役どころだったこともあって、格好良かったですね!
ヴァンスも一命は取り止めたようでヨカッタ~。
ベン・キングズレーは そんなに極悪っぽく見えないので、冷血な演出があっても良かったかも。
単純にかっこいい!
適度に強い。
こういう映画、親父と子供の頃観たなぁ
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