「8年間。こんなにも残酷で感動の実話があるなんて。」8年越しの花嫁 奇跡の実話 spoonさんの映画レビュー(感想・評価)
8年間。こんなにも残酷で感動の実話があるなんて。
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役者の皆様も、複雑な感情、葛藤を丁寧に演出されていて全てが素晴らし過ぎる作品。
麻衣を演じる土屋太鳳さんの演技が圧巻!!今までの土屋さんの演技の中でダントツでした。病の間の目や身体の動き全てがリアルすぎて土屋さんじゃない別人が演じているのかと思ったくらいでした。
結婚を約束した2人にこんな残酷な事があっていいのか。残酷で辛過ぎる。
目を覚まして記憶が戻ってきたのに、一番思い出したい人、尚志の事だけが思い出せない。思い出せない葛藤と闘う麻衣の事を想うが故に、尚志はもう会わないという選択を選ぶ。いつ目を覚ますか分からないのに、ずっと希望を捨てず、想い続け、ずっと側で居たのに。
希望を捨てない。諦めない事。本当の愛って、一途ってこういう事なんだなと感動しました。
「二度目の恋をした」。素敵過ぎる。
尚志も会わなくなってからも、ずっと麻衣の事を想い続けてた。
ブランコの前で「これからも一緒に歩こう」といった尚志の言葉。尚志の肩に寄りかかって泣く麻衣の気持ち。
2人の恋、報われて本当に良かったな。って心から思いました。
テーマ曲:back numberの「瞬き」の歌詞の意味も改めて分かり、感慨深かったです。
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