「ドタバタ劇は確信犯?」ムーンライト Masayaさんの映画レビュー(感想・評価)
ドタバタ劇は確信犯?
アカデミー授賞式では、ドタバタでケチがついたが、とりあえずの作品賞という事で観て来ました。
何の知識もなく観たのですが、こういう映画だったんですね。
時代の経過によって登場人物も整理され、自然な語り口の良い作品ではあるとは思いますが、果たして最優秀賞となる程のものだったのでしょうか? トランプへの牽制や、アカデミー賞白人至上主義を受けての受賞感は否めません。これによって受賞を逃した「ラ・ラ・ランド」の方がずっと良かったし、後世に語り継がれる作品だった様な気がします。
最近のアカデミー作品賞は政治や世相に左右されすぎ華がなく、かつての受賞作のような永遠の名作と言えるものがなく、映画ファンとしては寂しく感じます。
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