「シャロンの目とフアンの目」ムーンライト 月野沙漠さんの映画レビュー(感想・評価)
シャロンの目とフアンの目
何とも言い得ない鑑賞後感。期待してたんだけどなあ。この映画を評する人が映像の色の美しさに集中しているのはそういう訳かな?
あとフアンのなんとも暖かい眼差しは確かに良かった。話しかけても喋らない子供に怒り出すんじゃないかと冷や冷やしたが、表情ひとつ変えず、ニコニコしながら気長にシャロンが話すのを待っている。自分の子供時代の姿をシャロンに投影してるからだったんだね。
貧困、差別の世代を超えた連鎖、
そして怯えて警戒しているようなシャロンの上目遣いが切ない。そんな少年時代のシャロンのイメージそのままの青年時代の役者。よく見つけてきたなあ。それだけに大人時代のシャロンには驚いたw
それから、ケヴィンの立ち位置が良く判らない。普通に女が好きな男だったし、両刀使いとも思えなかった。包容力がありすぎるのか?流されやすい性格なのか?
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月野沙漠さんのコメント
2017年5月3日
むくむくさん、コメントありがとうございます。
ケヴィンの女の武勇伝はハッタリですかね?たしかに女にもてているような描写はなかったように思いますね。でも普通に結婚したし、ノンケだとばかり思ってしまったのですが。
浜辺のシーンの件は気が付きませんでした。こんどDVDででも観る機会にチェックしてみますね^^
むくむくさんのコメント
2017年5月2日
こんにちは。
お邪魔します。
ケヴィンの女性関係の「武勇伝」はハッタリが8割だと思ってます。ゲイかどうかはわかりませんが、浜辺のシーンなんて最初っからシャロンを意識してますし、「俺はゲイじゃない」と自分やシャロンに宣言してたんじゃないでしょうか。
まあかなりのSですが。