「抑え込まれた恋心の行方はいかに」ムーンライト しげぴいさんの映画レビュー(感想・評価)
抑え込まれた恋心の行方はいかに
波の音が
他に受け入れられる「自分」の
記憶を繋ぐ。穏やかに切なく。
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2017.4.6 TOHOシネマズ日本橋にて1回目
鎧を纏ったブラックが
長年抑え込んできたであろう
たったひとりにに向けた熱情と欲望。
静かな画面から
じんじんと伝わってくる
沸点の高いエロティシズムに
観終えた後も胸苦しさが続いてる。
我が子への愛情を
うまく注ぐことのできない母親を
ナオミ・ハリスが好演。
親子の心が通い合うシーンは
感涙ものでした。
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