「ブラックユーモアとして楽しめる。」散歩する侵略者 nakadakanさんの映画レビュー(感想・評価)
ブラックユーモアとして楽しめる。
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冒頭のバイオレンス描写と音楽から、ブラックユーモアとして楽しむものかと感じました。
実際、宇宙人との概念に関する会話やバイオレンスなど、シニカルなブラックユーモアとして楽しめました。
松田龍平の飄々とした宇宙人ぶりや、クライマックスの長谷川博己など、役者の演技も印象的でした。
黒沢清作品ということで、不穏な空気感も良かったです。
しかし、もっと恐怖描写を期待していた為か、物足りなさを感じました。
また、ラストは、やはり愛が地球を救ったという解釈でしょうか。
愛の概念が無くなると、人間は虚無になるという解釈でしょうか。
愛が最も重要ということで、綺麗に纏めたという印象でした。
夫婦愛の物語としては、成る程と思います。
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