「原作の良さがメチャクチャ壊されていた」ナミヤ雑貨店の奇蹟 ねこねこさんの映画レビュー(感想・評価)
原作の良さがメチャクチャ壊されていた
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小説の原作が映画化されると
脚本により内容が変わってしまうことが多いですが
この映画は酷すぎました。
まず冒頭から。。。
原作ではタイムスリップする場所は
ナミヤ雑貨店の店内だけなのですが
何で商店街にて変な市電が走って
そこでタイムスリップしたかのように
見せたのか???
こんな場面を作ったので
かえって時系列が分かりにくくなり
極めつけ最後には
実際には40代に突入しているだろう
教師になった昔の小学生が
新人先生だったこと。
東野圭吾の大ファンで
【ナミヤ雑貨店の奇蹟】は
超面白くて一気読みしたのに
原作の良さが滅茶苦茶に壊されていて
ガッカリしました。
脚本家はちゃんと小説全体を
理解していたのか謎です。
それに、1980年には
チンドン屋はもう廃れていませんし
豆腐を鍋で買いに行く人もいなくなっていました。
背景は1960年代かと思いました。
ナミヤ雑貨店の神秘性が消されていたので
大きなショックを受けました!
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ピーターさんのコメント
2017年10月20日
お豆腐やさんのシーンですが・・・。
親戚の家が九州の田舎にあるのですが、1985年位までバイクに乗ったお豆腐やさんがまわってて、声かけてボールなどをもって買ったことあります。
サザエさんのみたいな感じの昭和